臨死体験とは、簡単に言えば、死にそうになって生き返ったら、あの世もどきを体験したという話である。1970年代から、アメリカで研究され始めた。レイモンド・ムーディー、キューブラー・ロス、ケネス・リングなどがいる。日本では有名なジャーナリスト…

オカルトでは言葉の意味が軽い。定義もそれぞれが独自な使い方を使うことが多く、合ってないようなものだ。オカルトの重要な概念である「霊」もかなり曖昧である。その実在や性質がわかっていないので、これは仕方がない。しかし、だいたい次の意味をもつ未…

前回、研究者を初めとする人々が能力者の世界観に取り込まれる例を紹介した。透視、予知、ヒーリング、念力などは、その効果のあるなしが実感できるが、あの世などの異世界(宇宙人の場合は、宇宙観になるが)のことになると、霊能者に言葉を信じるしかない…

超能力や霊能力では、普通でない、または偶然とは思えない現象が起こる。テレパシー、予知、シンクロニシティ、霊等を見る、霊や神や宇宙人とのチャネリングなど精神的なものから、念力、ポルターガイスト、テレポートなどの物理現象まで起こるという話が数…

オカルトの世界は多様であり、科学の辺縁から何でもありのカルトの世界へ無限に広がっている。しかし、やはりその時代や文化でのオカルト界の多数意見がある。時間もとれないので、過去の読書メモから幾つか抜き出して解説することにする。 オカルトの世界で…

21世紀になった現在も世界では、多くの超能力者や霊能力者、あるいは占い師といった人々が活躍している。マスコミにでるのはごく一部で、市井には遙かに多くの「能力者」が存在する。これらは太古の昔から存在したが、科学技術がこれだけ発達しただけでな…

私がこのブログもどきを始めたのは、ある考えを言いたいからだ。それは、多くの科学者や一般人から迷信と思われているオカルトの一部が、因果の閉回路からかなり巧く説明できるのではないかということだ。昔からあるオカルトや宗教の説明とは全く異なるが、…

ここまでは「前書き」にすぎないので、まず最初に「霊」やそれに似た概念のどこに、科学者などの多くの人々が問題点を感じるかを考えよう。 (1) 霊を持つ生物(物体)はどこまでか (2) 霊の人口問題 (3) 霊とはいったい何で構成されていて、どのよ…

このブログの目的

このブログの目的

昔、ラリー・アーノルド著『謎 戦慄の人体発火現象』(1)を読んだ。人体発火現象とは、何も火の気の無いところで人間が突然燃え出す現象のことだ。今話題の「Xファイル」や「パラサイトイブ」などでも題材として取り上げられているので、「ああ、あれか!…