オカルトには超能力以外の話題もある。たとえばネッシー、ビックフットなおどの未確認生物、UFOや宇宙人、ムーやアトランチィスである。私はこれらの話題に余り興味がない。なぜなら、何の信用もしていないからだ。よって今回は内容が薄くなるが仕方がない。
 私が古代文明をまったく信じていないのは、古代遺跡の遺物と言われるオーパーツの数が少なすぎるからである。もし、現在の遺跡や地層が未来に発見されたなら、テレビの化石、洗濯機の化石、自動車の化石、戦艦の化石などが大量にみつかるだろう。それに対してオーパーツの方は石や水晶、黄金などでできた実につまらないものが細々と出てきているにすぎない。たとえばモアイやピラミッド、水晶でできた髑髏なのである。その真偽は不明であり、中にはただの装飾品のごとくものもある。もっと高度な技術を使ったものが大量かつ色々と出てくるべきではないのか。
 むろん、多くのムー大陸アトランティス大陸が現在の地質学ともあっていないことは言うまでもない。


 ○2000年12月4日 
 日本テレビの『日本テレビ系『特命リサーチ200X!』で与那国島海底遺跡を採り上げていた。今まで私は否定的な見解にかなり納得していたのだが、番組の結論はムーなどの超古代文明の遺跡であるというものだ。ムーはともかく、何らかの遺跡である可能性には説得された。(しかし、この手の研究はでっち上げが多いので、今後どうなることやら?)
(終わり)

 基本的に古代文明本は、昔アメリカで評判になった「衝突する宇宙」からフォン・デニケンの一連の本、最近の「神々の指紋」など、誇張と曲解の塗りかさねという特徴を持つ。考古学の本などと比べてみれば、話にならないことが分かる。